第81回日本心理学会大会
2017.9.20-22 久留米シティプラザ
本場に来たからせっかく、ということでとんこつラーメン。小耳に挟んだ情報では、オススメはShinShinというラーメン屋さんらしい。ちなみに本ページ作成者の濱本はラーメン食べ忘れるという大失態。
学会
学会会場だった久留米シティプラザ。仙台でいうところのクリスロードやアーケードの真ん中にあり、周りに飲食店も多い。
個人的に一番驚いた、ハイテクな参加証自動発券システム
大場先生の口頭発表。発表後の討論の時間帯では意識的な想起と無意識的な想起の違いなど、かなり深いところまで議論が行われた。
ジョン先生の口頭発表。言語に関するfMRI研究。社会とは何か、何をスキャナーに持ち込めたのかという問題に対しても深い議論が行われた。
杉浦先生の口頭発表。残念ながら大場先生が発表されるシンポジウムと丸かぶりで濱本は参加できず。杉浦先生は初日と最終日の指定討論で非常に哲学的な問いを発表者に投げかけており、「日本の認知神経科学ではphilosophyが弱いよね」といった指摘に対する働きかけを感じた。
ポスター会場。シンポジウムと丸かぶりの時間帯にしか開催されなかったものの、大盛況(キャパオーバー気味)
交流
学会初日に行われた、認知神経科学に携わる研究者(学生含む)が集った総勢30名にものぼる懇親会。経験を積まれた先生方の会話を小耳に挟むだけでも相当楽しかった。
2日目夜は京大の月浦先生の研究室の方々と食事会。なぜか久留米には焼き鳥の店がたくさんあり、隣り合っていることもしばしば。
印象に残ったシンポジウム。「偏狭な利他主義」(集団内では協力的だが他集団には敵対的)が利他性の進化をもたらすと主張する話題の本について、訳者ら自身が話題提供者として内容の学術的誤謬を正す。圧巻は本の社会的影響への著者らの無頓着を「開いた口が塞がらない」と批判する指定討論の山岸俊男先生。トランプ旋風の例を引き、近年のpopulismに誤った根拠をあたえるものだと喝破した上で、これに対処する学術的戦略を提案する。社会科学者の社会的責任感。(杉浦)